理学療法士は社会人から人気
大学や高校を出て、社会人としてしばらく働いたものの、どうも自分のやりたいこととは違う……。
ただ転職するにしても何か資格がないと難しいし……。
そんな方もいれば、もちろん理学療法士に興味を持ってこのサイトへ来てくれた人もいると思います。
理学療法士は国家資格であり、学校を卒業すれば早くて3年で資格を取得でき、就職の際に役に立つことで非常に転職先として人気です。
その上働きながらでも通える夜間部が充実しているため、夜間で通えるからという理由で理学療法士を目指す人もいるくらいです。
そう考えたとき、少々不安になるのは、本当に就職できるのか、そもそも年齢の違う学生と共に授業を受けて平気か、といったところが多いです。
そんな不安を解決できるページなので、ぜひ読んでいってください。
学校で得るものは多い
社会人で働くことでも人生経験としてかなりの多くを得ることができますが、それは学校でも同じ。
専門学校には幅広い年齢層の人がいます。理学療法士について学べることのできる学校に入学する人の、4人に1人が既卒からの入学です。
社会人を経験していると分かるかと思いますが、いろいろな年齢層の人と話すのは学ぶことが多いです。
他業種の仕事をしてきた人はもちろんのこと、自分より年上の人もいますし、もちろん若い学生から受ける刺激も大きいもの。
そしてそれらは自分の実質的な実体験として、理学療法士になった際にも患者さんとのコミュニケーションに非常に役に立ちます。
患者さんの年齢層も幅広いため、それに慣れておけるという点も魅力的です。
社会人になってから学校へ通い始めたというポイントは就活時にほぼ確実に触れられる点です。
しかししっかり目的あって辞めたこと、そしてそれによってどれだけプラスがあったかをしっかり話せばネガティブにはなりません。
学校に通うのは後退ではなく前進なんだと自信を持って、立派な理学療法士を目指して頑張りましょう。
お金の心配も安心
理学療法士の学科は多くが昼間部ではありますが、他学科に比べると夜間で学べる学校は多いです。
それはやはり需要があるからで、社会人の入学は年々増えています。
先ほど既卒の入学が4人に1人と書きましたが、夜間部ではその比率は逆転し、4人のうち3人は社会人経験がある計算になります。
全体の平均年齢は大体27歳ほどです。
夜間部で学ぶメリットとしては働きながら通うことができる点に加えて、学費が安いという点が挙げられます。
昼間部と比べると50万円以上安いこともあり、そこも人気な理由の一つです。
それは授業時間が昼間より減ることも関係してきますし、その分勉強をしっかりしなければいけません。
働きながらの場合はかなり忙しくなることが想定されます。
それでも年々志望者が増加しているということは、それだけ国家資格の強さや理学療法士の魅力が世の中に浸透してきたということ。
その影響もあって最近では奨学金制度もかなり充実していて、社会人でも貰える奨学金も増えてきました。
給付型という返金のいらない制度で、約30万円ほど支給されるケースもあるそうです。
昼間部と比べた場合、合計で80万円違ってくるので、ほぼ1年間の授業料がタダになるということ。
3年間通うのは大変かつお金もかかることですが、少しは不安も解消できたのではないでしょうか。